国立西洋美術館「フランドル聖人伝板絵 ― 100年越しの“再会”」展2025/10/25-2026/5/10

■フルーニング美術館・国立西洋美術館所蔵フランドル聖人伝板絵 ― 100年越しの“再会”展2025/10/25-2026/5/10

展示風景:全体

ブリュージュのフルーニング美術館と国立西洋美術館には、≪聖ヤコブおよび聖ヨハネ伝の諸場面≫と≪聖ヤコブ伝≫が、それぞれ所蔵されています。

この2作品は、かつて同一の祭壇装飾ないし連作に属したものであることが確認されており、本展覧会は、この2作品を100年越しに「再会」させるものです。
また、本展覧会では、美術史と自然科学の両面から、作品の主題や作品の構造的・技法的特徴を詳しく紹介しており、赤外線反射撮影によって判明した下描きの変更や、絵具の分析結果なども公開されています。

この展示において、アイティーエルは照明協力として、紫色励起LED調光カッタースポットライト(狭角、3500K)を提供しました。

■使用した照明機器

展示風景:全体

展示風景:フルーニング美術館所蔵《聖ヤコブおよび聖ヨハネ伝の諸場面》。左は、赤外線反射画像。

展示風景:国立西洋美術館所蔵《聖ヤコブ伝》。右は、赤外線反射画像。

ILV1035D/TC1N・PW(紫色励起LED調光カッタースポットライト/狭角)
紫色励起LEDを搭載し、可視光域において自然光に近いスペクトルを持った光により作品の持つ繊細な色彩を再現。
カッタースポットライトは光の大きさや形を展示作品のサイズに合わせて、トリミングすることで、作品のみに照明を当てることができます。
作品以外の光を極限までカットすることで、作品をさらに際立たせます。
調光機能を標準搭載。

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